2021/1/13 duo MUSIC EXCHANGE presents 『TAKE A STEP』
私が初めて見たThe Songbardsのライブは、まさに今のご時世らしく、1月13日の配信ライブだ。(会場は少人数限定での有観客。)
申し訳ないが、The Songbardsのライブしか見ていない…。
1月中旬というと、私は去年12月末にハマったので、まだ超初心者である。
聴いたことがない曲がまだまだある状態だったが、メモを取っていたので、当時感じたことと今だから思うことを書いてみようと思う。
The Songbardsのライブは、セッション?みたいな演奏から始まった。
何だ?この格好良さは。
まだ彼らの音楽をあまり聴きこめていなかった私は、ポップなバンドという印象を持っていたので、その重厚な音に衝撃を受けた。
1曲目は「雨に唄えば」。松原さんが上野さんにあるバンドの楽譜を貸したのをきっかけに仲良くなったという、そのあるバンドからの影響が大きい曲だと思う。
2曲目の「Inner Lights」、「悪魔のささやき」、「Ohtello」は、1曲ずつ止まることなくぶっ続けで演奏していた。
神戸出身のバンドって曲を繋げる傾向にあるのだろうか?
ライブで繋げるのを見たのは、フレデリックが最初で、今まで見てきたバンドはそんなことはしていなかった。
個人的に、休むことなく演奏するのはすごいことだと思うし、アレンジも含まれたりするので、とても興味深い。
「Inner Lights」で気づいたことがあったのだが、11日の配信ライブでもう一度確認してみよう。
「Othello」は、間奏の松原さん?のギターソロは格好良かった。
去年の配信ライブでも歌っていたようだし、定番曲なのかな。
生のライブ初披露だという「リトル・ヴァンパイア」、「マジック」と続く。
「マジック」でも前述のように気づいたことがあったので、11日に確認だ。
ここでのMC。上野さんは、ライブでは普段緊張しないタイプだが、今日は緊張していると言う。今年は人の温かみを感じられる年にしたいと語っていた。
何の話をしてもらうのかは忘れてしまったけど、上野さんが松原さんに「急に振ってすみません」と言っていたのが、いつも一緒のメンバーに対してなのに丁寧な言葉遣いで、きっといい人なんだろうなぁと感じた。
そして、このライブで初めて聴いた「窓に射す光のように」。
間奏の松原さんのギター、あんなに美しい音色は聴いたことがないかもしれない。
アウトロもすごく素敵なメロディだと思った。
冬なので演奏はしないだろうな、と思っていた「夏の重力」、嬉しい誤算だった。
間髪入れずに「太陽の憂鬱」。また繋げてきた、いいぞ。
この曲も松原さんのギターソロがいいんだよな、これで3回目。
今の音楽業界、ギターソロが少なくなっていると言われている中、素人ながら松原さんは魅力的なギタリストだと思う。
その後のコーラスも良かった。
以上で本編は終了した。
アンコールに応えて、The Songbardsの皆さんが再登場。
3月に「ウグイス再訪」というツアーが開催されるとのことで、上野さんが「僕たちがウグイスになって皆さんの街に行きます」と言っていて、ほほえましかった。
本当に最後の曲は「春の香りに包まれて」。気づいたら歌っている自分がいた。
聴きこむようになって思う、The Songbardsは口ずさめる曲が多いなと。