2021/5/11 BACK TO STAGE ONLINE LIVE VOL.,1 (ほぼMC)
このタイトルを今日は見てたので、僕は自分の初めてのライブをちょっと思い出してたんですけど、やっぱりねその気持ちの…、なんていうか持ちようが全然今とは変わってるなとちょっと僕は今思ってて、1ヶ月ぐらい前からその初ライブに向けて、徐々に緊張し始めて、でまぁ本当に本番当日はもう緊張を通り越して、意外とねこう、自由な心でやれた記憶はあるんですけれども、緊張感がやっぱりまた半端なく今とは違かったなと思って。」
2021/1/13 duo MUSIC EXCHANGE presents 『TAKE A STEP』
私が初めて見たThe Songbardsのライブは、まさに今のご時世らしく、1月13日の配信ライブだ。(会場は少人数限定での有観客。)
申し訳ないが、The Songbardsのライブしか見ていない…。
1月中旬というと、私は去年12月末にハマったので、まだ超初心者である。
聴いたことがない曲がまだまだある状態だったが、メモを取っていたので、当時感じたことと今だから思うことを書いてみようと思う。
The Songbardsのライブは、セッション?みたいな演奏から始まった。
何だ?この格好良さは。
まだ彼らの音楽をあまり聴きこめていなかった私は、ポップなバンドという印象を持っていたので、その重厚な音に衝撃を受けた。
1曲目は「雨に唄えば」。松原さんが上野さんにあるバンドの楽譜を貸したのをきっかけに仲良くなったという、そのあるバンドからの影響が大きい曲だと思う。
2曲目の「Inner Lights」、「悪魔のささやき」、「Ohtello」は、1曲ずつ止まることなくぶっ続けで演奏していた。
神戸出身のバンドって曲を繋げる傾向にあるのだろうか?
ライブで繋げるのを見たのは、フレデリックが最初で、今まで見てきたバンドはそんなことはしていなかった。
個人的に、休むことなく演奏するのはすごいことだと思うし、アレンジも含まれたりするので、とても興味深い。
「Inner Lights」で気づいたことがあったのだが、11日の配信ライブでもう一度確認してみよう。
「Othello」は、間奏の松原さん?のギターソロは格好良かった。
去年の配信ライブでも歌っていたようだし、定番曲なのかな。
生のライブ初披露だという「リトル・ヴァンパイア」、「マジック」と続く。
「マジック」でも前述のように気づいたことがあったので、11日に確認だ。
ここでのMC。上野さんは、ライブでは普段緊張しないタイプだが、今日は緊張していると言う。今年は人の温かみを感じられる年にしたいと語っていた。
何の話をしてもらうのかは忘れてしまったけど、上野さんが松原さんに「急に振ってすみません」と言っていたのが、いつも一緒のメンバーに対してなのに丁寧な言葉遣いで、きっといい人なんだろうなぁと感じた。
そして、このライブで初めて聴いた「窓に射す光のように」。
間奏の松原さんのギター、あんなに美しい音色は聴いたことがないかもしれない。
アウトロもすごく素敵なメロディだと思った。
冬なので演奏はしないだろうな、と思っていた「夏の重力」、嬉しい誤算だった。
間髪入れずに「太陽の憂鬱」。また繋げてきた、いいぞ。
この曲も松原さんのギターソロがいいんだよな、これで3回目。
今の音楽業界、ギターソロが少なくなっていると言われている中、素人ながら松原さんは魅力的なギタリストだと思う。
その後のコーラスも良かった。
以上で本編は終了した。
アンコールに応えて、The Songbardsの皆さんが再登場。
3月に「ウグイス再訪」というツアーが開催されるとのことで、上野さんが「僕たちがウグイスになって皆さんの街に行きます」と言っていて、ほほえましかった。
本当に最後の曲は「春の香りに包まれて」。気づいたら歌っている自分がいた。
聴きこむようになって思う、The Songbardsは口ずさめる曲が多いなと。
共通点
完全に自己満足なのだが、The Songbardsの皆さんとは、共感する点がある。
例えば、このインタビューでの発言。
「サークルとかには馴染めないというか、ちょっとチャラいイメージを勝手に持って いて(笑)。」
「ちょっと類は違うと思うんですけど、メンバーみんな天邪鬼みたいな感じはあって。社会に柔らかく馴染んでる感じで見られるんですけど、わりとみんな反体制的というか……さっきのサークルの話とか、あくまで一部分ですけどね(笑)。」
「お酒やタバコはしないですね。でも、それは禁欲というよりも、お酒を飲むと体調があまりよくないっていうのが理由で(笑)。」
私もまさに上記のような性質だ。
しかしサークルに入らずとも、素晴らしい仲間を見つけて、現在は素敵な音楽を奏でているのだから、私なんかとは訳が違う。
また、音楽の好みが似ている。
The Beatlesはもちろんのこと、私はあまり詳しくないが、Oasisに影響を受けている。
2018年2月のインタビューで、松原さんが最近のバンドではストライプスが好きだといっていた。50年~60年代の音楽に影響された曲調に、私も一時期すごくハマっていた。…2018年11月に解散してしまったのだが。
上野さんはスピッツが好きで、今年4月には、その魅力を語るラジオ番組にも出演されていた。その内容はこちら ↓
https://www.j-wave.co.jp/original/musicology/606.html
https://www.j-wave.co.jp/original/musicology/608.html
この番組で上野さんの話に出てきた「正夢」や「若葉」は、私も好きな曲の上位に入るし、わりと有名な曲だと思うのですが、何と「夕焼け」という曲が大好きだって仰っている。
うわ~、あの「夕焼け」を知っていらっしゃるんですね!?
奇遇だなぁ、私もすごく好きなんですよ!
今、久々に聴き直したら、もうイントロが流れただけで鳥肌が立ってしまった!
ちょっとマニアックな曲なのに、同じように好きだったとは、とても嬉しい!!
上野さんや松原さんがSNSにあげているカバーも、若い彼らが選曲しているとは思えないような、昔の名曲が多い。
すべてをチェックしきれていないが、心をくすぐられたのは、これらだ。(更新順)
Dynamite / BTS
渚 / スピッツ
サボテンの花 / チューリップ
あまり行かない喫茶店で / never young beach
キ・ツ・イ / 玉置浩二
最後の曲は子供の頃、なぜかいとこ達と聴いていたのをよく覚えている。
BTSのカバーは、格好良すぎて衝撃を受け、ファンの友達にも聴かせたら、
「うまいね」と褒められた。
本物よりいいのではないか…?と感じた曲もある…。
聴いてきた曲が似ているというのが、The Songbardsの曲に惹かれる理由の一つなんだろうな。
The BeatlesとThe Songbards
毎年8月末、Liverpoolでは「International Beatleweek」というイベントが開催されている。(コロナ禍前)
世界中のファンや関係者が集まって、厳しい審査を勝ち抜いた世界中のThe Beatlesのカバー・バンドによるライブ、The Beatlesのグッズのオークションやマーケットの開催などと、ファンにはたまらない1週間のお祭りだそうだ。
その「ビートルウィーク」に 2018年、日本の代表として、The Songbardsが出演していたことを知る。
…何ということだ。
若い彼らでも、そんなにThe Beatlesに影響を受けていたのか。
The Beatlesは下積み時代、Hamburgで1日5~6時間ものライブをしていた。The Songbardsは、その真似をしようということで、The Beatlesのファンであった、神戸VARITというライブハウスの店長さんが場所を提供してくれたそうだ。
…実際、1日4時間休憩なしでライブをしたら、相当しんどかったよう…。
しかし、そのライブを何度か見ていた日本の窓口の方が、「これだけThe Beatlesの曲を演奏できるなら一緒に行こう」と声をかけてくれたおかげで、「ビートルウィーク」に参加できたのだ。
その「ビートルウィーク」での彼らの演奏は、Youtubeで「beatles songbards」と検索すれば見ることができる。いい時代になったものだ。
曲目を、以下に記しておく。
「Help!」(曲の本当に後半)~「She Loves You」
「Please Please me」~「You Can't Do That」
「I've Just Seen a Face」
「All My Loving」(ベース・柴田さんボーカル)
「Please Mr.Postman」(途中から)
「Paperback Writer」~「Boys」(ドラム・岩田さんボーカル)
彼らの公式Instagramでは、「One after 909」も見ることができる。
(この曲をカバーする日本のミュージシャンは多い気がする。)
https://www.instagram.com/p/BnBoaB8Ab2x/c/17914323223205632/
facebookは、Chuck Berry「Johnny B. Goode」
https://www.facebook.com/watch/?v=2183513521919849
初めてこれらの映像を見たとき、感激して涙が出てしまった。
語彙力がなくて申し訳ないが、本当に格好良く、様になっているのだ。
日本人が英語詩を歌っているわけだが、違和感が全くない。
生で見たかった…。
当時と場所は変わっているそうだが、The Beatlesが出演したThe Cavern Clubでも演奏できたというのは、日本のプロのミュージシャンでもThe Songbardsだけではないだろうか。
ギター・ボーカルの松原さんも「同じステージで、The Beatlesと同じ目線で見られたことが貴重な経験だった」と語っている。
参考文献:
・ スカウス・ハウス>インターナショナル・ビートル・ウィーク
・ The Songbardsが語る、ビートルズと同じ舞台に立って見えたこと – CINRA.NET
出会い
The Songbardsを知ったきっかけは、Instagramのストーリーズの広告である。
何かのイベントの宣伝で、「Time or Ⅿoney?」のMVが流れていた。
The Songbards - Time or Money? (Official Video)
〈おっ、最近こんな古臭い感じなバンド(褒め言葉)もいるのか〉とハッとした。
私はThe Beatlesなど’60年代の洋楽が好きであり、その雰囲気を「Time or Money?」からも感じたからだ。
1st Album「CHOOSE LIFE」が出ていたので、レンタルしようと思って調べたものの、渋谷のTSUTAYAまで行く方法しか見当たらず、どうしよう…と思っているうちに、少し時が流れた。
2020年3月、これまた私の好きなスピッツの草野さんが、自身のラジオ番組で、The Songbardsの「春の香りに包まれて」を流したと知る。
The Songbards - 春の香りに包まれて (Official Video)
しかも「大好物」だというコメントも。
のちにスピッツのファンクラブの会報でも「CHOOSE LIFE」を勧めており、
私が気になっているバンドが、草野さんも好みだと知って、とても嬉しかったものだ。
スピッツ主催の夏のイベントに呼んでくれないかな、という願望も出てきた。
そして年末、YouTubeで「夏の重力」のPVを見かけ、〈これだ、私の求めていた夏の珠玉の1曲は〉と感じた。
The Songbards - 夏の重力 (Official Video)
それから彼らのMVを見ると、「マジック」で鳥肌が立ちまくったりして、ほぼすべてが私の好みの曲であった。
The Songbards - マジック (Official Video)
YouTubeで繰り返し聴いているうちに、CDも欲しくなり、ついに「CHOOSE LIFE」をポチッた…、以上がThe Songbardsとの出会いである。
始めます。
初めまして、minatoと申します。
もちろんThe Beatlesの楽曲が由来です。
最近ハマっているバンド・The Songbardsのことを中心に書いてみようと思っており、自由気ままに更新したいという気持ちから、このタイトルにしました。
決めてから知りましたが、ボーカルの上野さんがインタビューで「The Beatlesで一番好きな曲は?と訊かれたら、『Free as a bird』って答えるかも」と言っていたので、更にこれで良かったんだ、と思いました(笑)
これからよろしくお願いします。